これから入籍を迎える方に向けた、自分自身の反省点を踏まえた入籍手続きの段取りPart3 です。
婚姻届を提出し苗字が変更になった後と、更に引越しをして住所が変わった後でやることが異なります。
今回も実際に体験したからこその反省点も踏まえて紹介していきますね!
- 両家顔合わせ済(このとき婚姻届証人欄記入)
- 2023年夏入籍→別居婚開始
- 新居を探して引越し、同居開始
- お互い共働きで扶養なし
- ライ(夫)とイト(妻)は隣接する市にそれぞれ一人暮らしだった(車20分程の距離)
入籍後の手続き~引っ越しまで
勤務先へ連絡・書類提出
勤務先で定められている様式・必要書類を提出して会社に改姓(住所変更)の情報を伝えましょう。
会社が社会保険等の手続きを代行してくれ、しばらくすると改姓後の保険証や国民年金手続き変更完了の通知が自動的に送られてきます。
そういうところ会社員って楽だよね~
会社によって違いはありますが、会社へ以下の手続きを行う必要があります。
- 氏名住所、配偶者基本情報の申請
- (引越しした後)通勤手当申請
- 慶弔休暇申請
- 給与支払い口座登録
給与支払い口座は改姓すると名義が変わるので変更が必要となりますが、私は引越後にまとめて口座名義の変更手続きを行いたかったため、引越しまでの期間は旧姓の口座への給与支払いを希望していました。
戸籍上は改姓しているので、会社として旧姓の口座に振り込んでくれるのか不安でしたが、総務課に確認すると「問題ない」とのことでした。
新居探し・引っ越し準備
これに関しては大ボリュームですので、こちらの記事で紹介しています。
手続きを考えると入籍と引越しは同時が効率的ですが、それぞれ大変なので少しずらしても良いかなと個人的には思います。(役所での手続きは増えてしまいますが)
参考までに私たちのスケジュールが以下の通りです。
イベント | 入籍 | 新居決定 | 引越し(同居開始) |
---|---|---|---|
入籍からの期間 | 0日 | 3週間 | 2ヶ月 |
引っ越し後の手続き
無事引越しが済み、住民票を移したらここからは住所変更と見送っていた改姓手続きをあわせて手続き祭りです!
引っ越しに関する手続きはまた別の記事で紹介するので、今回は婚姻関係を紹介しますね!(一部重複します。)
運転免許証の変更|優先度:☆☆☆
氏名・住所・本籍地が変更されたら運転免許証の変更手続きが必要です。
明確な期限はありませんが、道路交通法では「速やかに届け出て」とされているので引越しを終えたら優先的に手続きしましょう!
手続きができる場所は免許センターか警察署で、私たちは最寄りの警察署に開館時間と同時に行き、手続き自体は10分もかからずに終わりました。
旧姓併記したマイナンバーカードを提出したので自動的に旧姓併記してくれるものと思っていました…
今回は旧姓の免許証の裏面に変更事項が記載されているので、結果的に変更前の旧姓・住所もわかります。
次回の更新時には新しい免許証になるので、しっかりと旧姓併記にしないと…
勤務先への連絡|優先度:☆☆☆
住所変更・住宅手当の申請
改めて住所変更手続きを実施し、世帯主じゃなくなったので住宅手当が消滅しました…
夫婦どちらの住宅補助が手厚いかあらかじめ調べておいてから申請しましょう。
ここはかなりの反省ポイントです。
妻の会社の方が住宅手当が高かったのですが、世帯主は夫かと思い、夫の会社から住宅手当を受けることにしました。
後から会社の既婚者に話を聞くと、収入は関係なく申請のみで住宅手当はもらえたらしく…
今でも悔やまれる~
事前情報収集は大事!
通勤定期の購入
公共交通機関を使用する人は通勤定期の購入を忘れずに!
交通費の補助が出る人は会社に申請も必要です。
WEB上での各種変更手続き
ここからは緊急性はないけど必ず実施する必要のある手続きたちです。私は新生活が始まってから仕事終わりの時間に、スマホで手続きを進めていきました。
住所やメールアドレスは何度も入力するので辞書登録かメモに残してコピペすると少しは効率的です。
また、アプリやサイトにログインできるようにIDとパスワードは手元おいて臨みましょう!
銀行|優先度:☆☆
私が開設している銀行は全てWeb上の手続きが可能で、窓口に行く必要はありませんでした。
が、氏名と住所同時に変更となると、本人確認書類が必ず必要だったので用意を忘れずに!
このときマイナンバーカード(要旧姓併記)を取得しておくと、わざわざ住民票の写しを取る必要がなかったため楽でした。
クレジットカード|優先度:☆☆
銀行の名義変更を行うタイミングで、引落口座として紐づくカードの情報は変更しておきましょう。
手続き完了後は新しいカードが対面配達で送られてくるので、受け取れるように在宅の調整をしておいた方が良いです。
証券会社|優先度:☆☆
つみたてNISA、iDeCo、株式売買などで開設している人は手続きを忘れずに。
私はiDeCoをしているのですが、気付かないうちに通常の証券口座を開設していたようで、変更手続きが漏れていました…
同じ証券会社でもiDeCoは別機構で運営していることがあるようなので要注意ですね!
携帯電話の名義|優先度:☆☆
携帯電話の名義も変更する必要があります。
Web上で完結できることがほとんどだと思いますが、本人確認書類は必要です。
引き落とし口座・カードの変更があれば同時にやっておきましょう!
ネットショッピング|優先度:☆
よく利用するネットショッピングのサイトはあらかじめ変更しておきましょう。引落カードを登録している場合は要確認です。
サブスクリプション|優先度:☆
引き落とし口座、カードを登録している場合は変更手続きが必要なことがあります。
定期配送に関しては名前変更・住所登録も忘れずに。
ふるさと納税の変更手続き|優先度:☆
ワンストップ特例制度を利用する場合、各自治体に「変更届出書」を提出する必要があります。しかし、寄付先が複数にわたる場合、ちょっと面倒なので確定申告をおすすめします。確定申告すれば、各自治体への申請は不要です。
確定申告と聞けばちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、マイナンバーカードでスマホを用いたオンライン申請なら、かなり簡単に手続き可能です!
歯列矯正治療の医療費控除のため、2年前から確定申告をしていますが、すごく簡単です!今回から夫も確定申告デビューしましたが、簡単で驚いていました。
書類が揃っていれば所要時間は15分~30分ほどです。
パスポート|優先度:☆
パスポートは氏名と本籍地の都道府県が変更になった場合、手続きが必要です。
しかし、変更手続きには新規継続問わず手数料(¥6,000~¥16,000)がかかるので、必要とわかってから手続きで良いと思います。
パスポートはせっかく更新しても残存期間があるので、必要になるまで置いておいて問題ないです。私も手続きはこれからです!
最後に
効率的に進める入籍手続き関連、いかがだったでしょうか??
苗字が変わる側は本当に大変…
夫婦別姓を条件付きで認めてくれたら少しは楽になるのに…
一気に終わらせたい気持ちもわかりますが、パートナーにも協力してもらいながら一つ一つ計画的に進めましょう!
新生活で疲れやすいので頑張りすぎないで大丈夫ですよ。
この一連の記事が新生活の助けになったら幸いです♥️