これから入籍を迎える方に向けた、自分自身の反省点を踏まえた入籍手続きの段取りPart2 です。
前回は入籍までにやっておいた方が良いことでしたが、今回は入籍日当日の段取りです。
- 両家顔合わせ済(このとき婚姻届証人欄記入)
- 2023年夏入籍→別居婚開始
- 新居を探して引越し、同居開始
- お互い共働きで扶養なし
- ライ(夫)とイト(妻)は隣接する市にそれぞれ一人暮らしだった(車20分程の距離)
婚姻届は平日の午前中に2人で提出しにいきました。仕事はお互いに全日有給を取得し、午後予定がない状態で臨みました。
入籍日の段取り
役所での流れ
縁起の良い日の窓口は想像より混む!
私たちは「一粒万倍日」「天赦日」「大安」が重なったいわゆる縁起の良い日に婚姻届を提出したのですが、想像以上に窓口で待ちました。
役所到着後、受理されるまでに2時間待ちましたので、時間に余裕をもって計画した方が良いです。
また、役所の雰囲気や混雑具合にもよりますが、受理後に記念撮影として役所の方に写真を撮ってもらう余裕はない可能性が高いです。
記念に残したい方は自撮りや第3者に撮ってもらえるように事前に手配しておくと良いですね!役所によっては自撮り棒や三脚を貸し出してくれるところもあるようです。
当日にマイナンバーカードの名義変更まで完了させるには段取りが大事!
苗字が変更になるといろいろと手続きが必要となりますが、マイナンバーカードだけは明確な変更期限があるので、役所にいる婚姻届提出のタイミングで完了させましょう!
マイナンバーカードの記載事項に変更がある場合は14日以内に行うこととされています。
以下のフローを参考にしていただければ当日にマイナンバーカードの手続きが完了できます!
- 婚姻届を提出する役所は苗字が変わる側の住民票がある役所にする
- マイナンバーカードの名義変更は住民票が必要のため住居がある役所でしか手続きできません。
- 婚姻届提出後、「婚姻届受理証明書」を発行してもらう
- 婚姻届提出の役所でしか発行できません。
- 基本的には即日発行してもらえますが、混雑具合によっては時間がかかります。
- 「婚姻届受理証明書」を提出して住民票に改姓を反映してもらう
- 通常、改姓情報が住民票に反映されるには7~10日かかりますが、婚姻届受理証明書があるとすぐに反映してもらえます。
- 旧姓併記する場合はこのときに旧姓併記したいと伝えて住民票に記載してもらう必要があります。
- 改姓後の住民票を持ってマイナンバーカードの名義変更を行う
- 4桁の暗証番号(住民基本台帳の暗証番号)が必要です。
- 本人または同一世帯員が手続きすると即日発行してもらえます。
ここは反省ポイントです。
私たちは新本籍を置く役所(=妻の現住居とは異なる)に婚姻届を提出に行ったため、その場でマイナンバーカードの変更手続きはできず…
そのため、婚姻届受理証明書を発行してもらい、現住所のある役所に向かって手続きしようとしましたが、窓口の混雑具合から証明書の発行も15時を過ぎるとのこと…
諦めて別日にマイナンバーカードの名義変更を行うこととなりました…
マイナンバーカードの名義は旧姓併記がオススメ!
2019年からマイナンバーカードの苗字に旧姓を併記できるようになりました。
旧姓を記載することに抵抗がなければ、旧姓併記でマイナンバーカードを作成した方が各種手続きに役立ちます。
- 銀行や証券会社での名義変更
- 旧姓で届いた郵便物の受け取り
- 仕事で旧姓を使用し続けるときの本人証明として
特に銀行や証券会社での名義変更は変更前の苗字を証明する書類を求められることも多く、マイナンバーカード1枚(表裏両面コピー)で済むのは助かりました。
旧姓併記の手続きは旧姓が載っている本人確認書類を取って、役所窓口で旧姓併記したい旨を伝えれば大丈夫です。
旧姓併記したいと申し出ないと、新姓のみの記載になりそうでした。
記入書類もないので窓口でしっかりと希望を伝えましょう!
あと個人的なメリットとしては、慣れ親しんだ旧姓も載せられたことです。結婚することで実家と離れたような気がして少し寂しかったので…
新姓も旧姓も同じくらい大事にしたかったので、併記はとても理想でした。
まとめ
私たちはこの後に引っ越しで住所が変わる予定だったので、この日は運転免許証や銀行の名義変更は行わず婚姻届提出のみで終えました。
役所の後は、土日には混雑するテーマパークに行って遊び、夜は記念ディナーを食べ、とゆっくり過ごしました。
役所での所要時間がどれくらいかわからなかったのでこれくらいの時間配分で良かったかな。一生に一度の良い思い出にもなりました。
よく効率的な入籍手続きフロー!といった記事には役所帰りに警察(運転免許証)行って、銀行回って…みたいなことが載っていたので…
混雑なく、各場所が近かったら行けるかもですが…
こんな人もいるよと安心してもらえると嬉しいです。その代わり引越し後から怒涛の手続きラッシュが始まります!