【万博記念公園】太陽の塔の内部に潜入!生命の樹の意味とは?

1970年に開催された大阪万博のシンボルである「太陽の塔」を知っていますか?

ドリカムの大ヒット曲「大阪LOVER」でも歌詞に出てくるので聞いたことある人も多いと思います。

また、NHKの教育番組 びじゅチューン!「保健室に太陽の塔」でも取り上げられてたのですが、見たことがある人はいるでしょうか…?
太陽の塔が保健室の先生となって悩み相談を聞いてくれるという内容の曲なのですが、歌詞が良いので元気がないときに聞くと沁みるんです… 
あとシンプルにメロディや転調も良くて名曲だと思っています(笑)
Youtubeで検索すると聞けるので気になった方はどうぞ!(90秒ほどの曲です)

話が逸れましたが、実はこの太陽の塔、ただのオブジェではなく、塔内部に入れるって知っていましたか?

今回は塔内部の見学に行ってきたので、見学予約から展示の見どころまで共有していきます!

目次

前日までに入館予約を

入館予約は前日までに公式HPから行う

太陽の塔のロゴです。

現地では空きがあれば当日券を購入できますが、予約の方が確実なので前日までに公式HPから事前予約しましょう!

塔内部開放当時(2018年)は早くから予約しておかないと空きがない状態でしたが、最近は前日でも時間帯を選べば予約可能なことが多いです。

予約画面へいくにはメールアドレスを入力してユーザー登録をする必要があります。

ログインできたら希望の日時を選択し、必要枚数を入力したらクレジットカードで決済し予約完了です。

公式HPから個人の予約にはクレジットカードが必要です。

イト

見学自体の所要時間は足早に鑑賞して30分ゆっくり進んでミュージアムショップまで堪能して60分くらいかと思います!
私たちの滞在時間は50分でした。

ライ

太陽の塔周辺には「エキスポシティ」「国立民族学博物館」「EXPO’70パビリオン」など魅力的な施設がたくさんあるので、他も巡る場合はスケジュールを考慮して予約しましょう!
万博記念公園の季節限定イベントも要チェックですよ!

当日は太陽の塔内部に集合する

太陽の塔は万博記念公園内にありますが、太陽の塔入館料に公園入場料が含まれているので、公園入口で予約時に発行されるQRコードの画面を見せて「自然文化園・日本庭園入園券」を発行してもらいましょう!

万博記念公園の「自然文化園・日本庭園」の入園券です。

券があれば当日限り再入場可能です。
一度エキスポシティにご飯を食べに退場してまた再入場という使い方もできます。

太陽の塔へ向かうと、塔の右手側後方に地下へと続くスロープがあるのでそこから受付へ入ります。

太陽の塔内部への入口へ向かうスロープです。

スマホホルダーの有料レンタルがおすすめ

受付で予約時のQRコードを見せると太陽の塔入館券が発行されます。

太陽の塔の入館券です。

塔内部ではスマホやカメラの落下を防ぐために、1階(地底の太陽、生命の樹下部)しか写真撮影できません。

ですが受付でスマホホルダーを有料レンタルすると全館撮影可能になります!!(500円)

イト

有料ではありますがレンタルをおすすめします!!
普段から写真を撮る方は1階だけの撮影では物足りないかと…
撮影者の変更やスマホの入れ替えは禁止されているので、グループで行く場合は写真を撮るのが一番上手な方が撮影し、後で共有するのが良いのかなと思います。

一回レンタルすると、「EXPO’70パビリオン」でも同様に写真撮影ができるスマホホルダーのレンタル引換券がもらえます。同日に訪れるのがおすすめです!

太陽の塔とEXPO'70パビリオンで使えるレンタルスマートフォンケース引換券です。

「地底の太陽」がお出迎え

地底の太陽とは

太陽の塔には4つ目の顔があるのを知っていますか?

正面の<太陽の顔>が現在を、てっぺんの<黄金の顔>が未来を、背中の<黒い太陽>が過去をあらわしているのは有名な話ですが、塔内部に4つ目の顔の展示があるんです!

第4の顔といわれる地底の太陽の展示です。

それがこちら、第4の顔は<地底の太陽>といい、顔の左右からコロナが伸びた形をしています。人間の精神世界をあらわしているそうです。

実はこの<地底の太陽>、万博当時のものは行方不明になってしまっており、現在展示しているのは内部公開に向けて復元されたものとのこと!

イト

地底の太陽は高さ3m、全長11mの巨大モニュメントだったそうですが、そんな大きいもの消失する!?
そういった背景含めてミステリアスですね!

前述した、びじゅチューンの曲中では、<地底の太陽>が歌詞のテロップをめくる役割で登場しています。(かわいい)

当時の展示を再現している

万博当時は調和の広場で地下展示をされていた<地底の太陽>ですが、今は太陽の塔内部見学の序盤に展示されています。

仮面がたくさん展示されていてちょっとおどろおどろしい雰囲気…!

地底の太陽エリアで展示されている仮面などです。

そして当時の展示の雰囲気がプロジェクションマッピングで再現されます。

地底の太陽エリアのプロジェクションマッピングです。
ライ

プロジェクションマッピングは立ち見ですが、そんなに長くないのでしんどくなかったです!

映像が終わったら次のエリアに移りますが、展示や映像をもう少し観たければ残ることもできます。

館内は一方通行なのでしっかり堪能してから次のエリアに移るようにしましょう。
また飲食禁止ですが、係員に申し出ると水分摂取のみ展示物がない場所で許可してくれました

太陽の塔での注意事項を示した看板です。

「生命の樹」で生命のエネルギーを感じる

生命の樹は下から上方へいきものが進化していく

地底の太陽から移動すると赤色の空間が広がり、下から上へ伸びる超巨大なオブジェが現れます。

生命の樹を下から見上げて撮った写真です。

これが<生命の樹>で下から上へと系統樹のような進化の歴史を表しており、この樹の周りを壁に沿った螺旋階段を上って見学するようになっています。

1階は床から原生類時代のアメーバやクラゲなどが光っています。(スマホホルダーのレンタルがなくてもここまで写真撮影OKです。)

生命の樹の1階部分にある原生類時代の生物のモニュメントです。

階段を上って少し進むと魚や両生類が増えてきます。

魚類や両生類時代のモニュメントです。

今は絶滅してしまった恐竜たちも!

恐竜のモニュメントです。

最上階へ行くと今の人類の祖先であるネアンデルタール人やクロマニョン人が!

人類の祖先であるクロマニョン人のモニュメントです。

部分部分に解説の看板もあり読み応えもあります。

ライ

生命の樹は生命の誕生から現在までの「いのち」をつなぐリレーの歴史を表しているんだね!

イト

屋内でこんなに巨大で鮮やか、かつ細かな表現が詰まっているオブジェクトってなかなか見たことないから迫力にのまれたよね…
写真で見るのと実物を見るのは全然違うなと思った!

最上階に着いたら階段で降りよう

階段を上って生命の樹の先端近くの最上階までくると、太陽の塔の腕部分の内側を見ることができます。

太陽の塔の右腕内部の空間です。

万博当時はエレベーターになっており、この先から別の展示場へ進めたようです。

イト

今でも目新しく迫力のある構成だから、絶対当時は大熱狂だったんだろうな~ 
当時の万博に行ってみたかった!

ここからは事前予約していなければ階段で12階相当分の高さから降りることになります。(12階の表示を撮るのを忘れたので写真は11階の表示です。)

太陽の塔の11階を示しています。
ライ

生命の樹に集中している間に12階まで階段で上がっていたようだけど、驚くことに全然しんどくなかった

ただ階段を下りるだけではなく、途中の踊り場の的なフロアでは塔建設の裏話や展示の解説パネルがあるので、余韻に浸りながら下ることができます。

太陽の塔の内部見学階段部分に展示されている説明パネルです。

1階まで下りたら受付近くにミュージアムショップがあります。

イト

ばらまきお菓子とかは見当たらなかったけど、デザインがおしゃれな小物が多かったイメージ!

この後は太陽の塔で受けた印象を残したまま、さらに浸るために「EXPO’70パビリオン」へ行くのがおすすめです!

スマホホルダーをレンタルした人は引換券があれば、EXPO’70パビリオンでも写真撮影が可能になります!

イト

今回わたしたちは、見学後に予定があり「EXPO’70 パビリオン」に行けていないのですが、絶対にリベンジします!!

【万博記念公園】太陽の塔見学まとめ

太陽の塔の背面です。

太陽の塔の外観を見ることは今まで数えきれないくらいあったのですが、内部は想像以上の迫力でした。

今までは大阪でおすすめな場所と聞かれたらどこかな…と悩んでいましたが、今度からは万博の太陽の塔内部見学を薦めたいなと本気で思っています!(所要時間や周りの施設などのバランスも良いかと)

屋内なので雨の日もOKですし、万博記念公園内の季節イベントに合わせて訪れるのもおすすめです!

写真や映像では太陽の塔の魅力は伝わりきらないので、ぜひ一度行ってみて体感してほしいです!

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この記事を書いた人

30代共働き夫婦のライフスタイルを発信
もっと早く知っておきたかったことや覚えておきたいことを備忘録・ログとして共有していきます。
実際の経験をもとにした反省点や改善点が盛りだくさんブログです!

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